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腕時計の収納方法│長く大切に使うための保管時のポイントとは?

19-06-14

腕時計はいくつもの細かい部品から成る精密機器のため、長く使うには正しく保管しておくことが大切です。間違った収納方法で保管してしまうと、傷がついたり故障の原因となったりするだけでなく、腕時計の寿命自体を縮めてしまいます。では、腕時計を長く愛用するには、どのように収納すれば良いのでしょうか。この記事では、腕時計の正しい収納方法や収納時のポイントについてご紹介します。

【目次】
1.腕時計の収納方法
2.腕時計を収納するときに気をつけたいポイント
3.Knotのおすすめの腕時計収納ケース
4.腕時計を長く愛用するために収納方法の見直しを

腕時計の収納方法

大切な腕時計を長く使用するには、保管に適した環境や方法で収納しておく必要があります。ここでは、腕時計の収納方法を3つお伝えします。

●腕時計専用の収納ケースに保管する
市販されている腕時計専用の収納ケースには、クッションが付いていることが多く、傷を防いだり、ほこりや直射日光から腕時計を守ったりする機能があります。携帯用の収納ケースも販売されているので、出張や旅行に出かける機会が多い人や、1日の間で腕時計を着け替えたいという人は持っておくと良いでしょう。
また、自動巻き時計を使用している人は、ワインディングマシーンを使うという方法もあります。ワインディングマシーンは、腕時計の収納部分が回転し、自動巻き時計のローターを巻いてくれる仕組みになっているので、収納していれば腕時計を着けない日が続いても針が止まってしまうことがありません。ただし、ワインディングマシーンに入れておくと、自然に巻き上げるときと比べて、腕時計の消耗を早めるおそれがありますので注意が必要です。
腕時計の収納ケースにはスタンド式のほか、透明のアクリルでできたシンプルなタイプもあり、さまざまです。収納ケースによっては、お洒落なインテリアにもなるので、高級感のあるデザインや素材を選ぶと良いでしょう。複数の腕時計が収納できるケースもあります。

●机の引き出しに収納する
腕時計は直射日光の当たる場所に保管しておくと、ベルトや文字盤が変色する可能性があります。そのため、机の引き出しなどの暗い場所に保管しておくのも収納方法の一つです。保管するときは、引き出しに1本ずつ並べて収納します。メガネや指輪など、普段身に着けるアクセサリーと一緒に保管しておけば、外出するときに探す手間が省けて便利です。小物トレイを使って、仕切りを作っておけば、アクセサリーとぶつかって腕時計に傷がつくのを防げます

●自作した腕時計用ボードに収納する
100均ショップやホームセンターなどに売っている商品で簡単に腕時計の収納ボードをDIYできます。作り方は、有孔ボードやコルクボードにフックやピンを取り付け、腕時計をかけられるようにするだけです。DIY初心者でも簡単に作れます。収納するときは、取り付けた突起部分に腕時計の尾錠をかけます。複数の腕時計を持っている場合は、本数に合わせた大きさの有孔ボードやコルクボードを用意しましょう。玄関付近に作ったボードを置いておくと、外出するときにさっと手に取れます。また、帰宅したときに腕時計を外してボードにかけておくと、大切な腕時計の紛失を防げます。

腕時計を収納するときに気をつけたいポイント

腕時計は精密に作られているため、保管の仕方によっては故障を引き起こす可能性があります。ここでは、腕時計を長く愛用するために知っておきたい、収納時のポイントをご紹介します。

●高温多湿を避ける
腕時計の多くは、気温5~35度の環境下で時刻の精度が安定するように作られています。そのため、高温の場所ではパーツが膨張して正確な時刻が刻めなかったり、故障の原因になったりすることがあります。直射日光が当たる場所では、ケース内の温度が上昇してムーブメントにダメージを与えるおそれがあるので、高温の場所を避けて保管しましょう。
また、湿度が高い場所も、腕時計の保管には向いていません。水分が腕時計の内部に入り込むと、部品のサビつきや故障の原因となるからです。腕時計を収納するときは高温多湿を避け、通気性の良い場所で保管しましょう。

●本体やベルトの汚れを拭き取ってから収納する
腕時計を外したら、収納する前に汚れを拭き取るようにしましょう。腕時計に汗や皮脂などの汚れが付着したまま保管すると、本体にサビができたり、ベルトにカビが生えたりする可能性があります。特に革製やファブリック系のベルトは、皮脂や汗などのニオイが浸み込みやすいため、収納する前に柔らかい布で汚れをきれいに拭き取りましょう。また、金属ベルトは細かい隙間が多いので、定期的に爪楊枝や歯ブラシなどで掃除することをおすすめします。腕時計の汚れは放置せず、すぐにきれいにするのが長く愛用するためのポイントです。

●磁気を発生させるものの近くで保管しない
テレビやパソコン、スマホなど磁気を発生させる電子機器や磁石の近くに腕時計を置くと、磁化する可能性があるので注意が必要です。腕時計の内部が磁気を帯びると、時刻に狂いが生じることがあります。場合によっては、磁気を除去する修理を依頼しなければならなくなります。磁気抜き修理は修理代がかかりますので、余計な出費を増やさないよう、日頃から磁気を発しているものに腕時計を近づけないようにしましょう。

Knotのおすすめの腕時計収納ケース

腕時計を1日の間に着け替えて楽しみたい人や、仕事中に腕時計の着用が禁止されていて、通勤時だけ着ける人などは、携帯できる腕時計収納ケースを持っておくと紛失や故障を防止できます。ここでは、携帯に便利なKnotおすすめの腕時計収納ケースをご紹介します。

栃木レザーポータブルウォッチケース
ライフシーンのON/OFFや気分、ファッションに合わせて腕時計やストラップを着け替えて楽しめるように作られたMADE IN JAPANのポータブルウォッチケースです。専用ケースに入れて腕時計のパーツを持ち運ぶことで、傷やホコリから腕時計とストラップを守ります。栃木レザーを贅沢に使用したケースには、腕時計本体2つとストラップ4本を収納可能。バッグに入れても邪魔にならないスリムな縦型に仕上げました。また、革製なので経年変化を楽しめるのも魅力です。カラーバリエーションは、ブラック、ブラウン、ネイビー、オーク、レッドの計5色を用意しています。別売りの腕時計収納用パッドを使うと、精密機器である時計本体をより安全に持ち運べます。

ディスプレイ&コレクションケース
Maker’s Watch Knotギャラリーショップのセンターテーブルをご自宅で楽しめるディスプレイ&コレクションケースです。Knotご愛用者様より「自宅でもカスタムオーダー体験を楽しみたい」という声から、Knotならではの、時計収納ケースが誕生いたしました。
カスタムオーダーを楽しめるKnotだからこそ、時計とストラップを別々に収納し美しく魅せることにこだわりました。Knotギャラリーショップのセンターテーブルをモチーフとしたデザインは、Knotを所有する喜びをさらに特別なものにしてくれるでしょう。
お手持ちのコレクションが増えても対応できるよう、収納量を拡張するオプションプレートもご用意いたしました。

腕時計を長く愛用するために収納方法の見直しを

お気に入りの腕時計を長く使い続けるには、日々のメンテナンスや定期的なオーバーホールはもちろん、収納方法にも気をつけることが大切です。腕時計は多くの部品からできた精密機器なので、温度や湿度、磁気などに注意して保管する必要があります。腕時計をいつまでもきれいで安定した状態に保ち、長く愛用し続けるためにも、これまでの収納方法を見直してみてはいかがでしょうか。



こちらの記事に掲載されている価格は、2022年8月現在の情報です。
最新情報は Maker's Watch Knot 公式サイト をご覧ください。