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腕時計のベルトの掃除方法│お手入れするときのポイントは?

19-01-23

 

腕時計のベルトやブレスレットは、常に肌に密着しているため、皮脂や汗などの汚れが付きやすく、シミや変色が目立ちやすいパーツです。お気に入りの腕時計を長く使い続けるためには、オーバーホールやクリーニングなどのメンテナンスのほかに、定期的に掃除をするなど小まめなお手入れが大切です。この記事では、ベルトの掃除方法やポイント、掃除しやすいKnotのベルトについてご紹介します。

【目次】
1.自宅でできる腕時計のベルトの掃除方法
2.腕時計のベルトを掃除するときのポイント
3.掃除しやすい!Knotおすすめのベルト
4.腕時計のベルト選びは掃除のしやすさもポイント

自宅でできる腕時計のベルトの掃除方法

腕時計のベルトは、長く着用しているうちに汚れたり変色したりするのは避けられないため、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。ここでは、ベルトを長持ちさせるための掃除方法をお伝えします。

腕時計のベルトの素材には、革や金属、ファブリック、ゴムなどさまざまな種類があり、ベルトの選択によって時計の印象や使用感が変わります。そもそもベルトがないと腕に巻くことができず、腕時計として成立しません。それだけベルトはとても重要なパーツと言えます。一方で、ベルトは腕に密着させて使うため、皮脂や汗などの汚れが付着しやすい部分でもあります。長く愛用するために、定期的な掃除を欠かさないようにしましょう。

●金属ベルトの掃除方法
金属ベルトは「コマ」と呼ばれる金属板が連なってできていて、使用していくうちに、金属の隙間に汗やホコリなどが徐々に溜まっていきます。放っておくと、サビの原因になることがありますので、定期的な掃除が大切です。ベルトの隙間の汚れをかき出すように洗浄すると、きれいになるでしょう。

・用意するもの
 中性洗剤
 歯ブラシ
 柔らかいクロス
 爪楊枝

・掃除の手順
ベルトの隙間の汚れは、歯ブラシや爪楊枝を使ってかき出します。中性洗剤を水で薄め、歯ブラシに含ませてベルトや裏蓋を磨きましょう。金属板の隙間は、特に汚れが溜まりやすいので、丁寧に磨きます。歯ブラシでは落とせない頑固な汚れは、爪楊枝の先端を使ってみると、きれいに落ちることがあります。次に、汚れを落とすように、きれいな水でベルトをすすぎ、隙間に水分が残らないよう柔らかいクロスで拭きます。また、入れ歯洗浄剤や重曹を使って浸け置き洗いをし、汚れを分解する方法もあります。

●革ベルトの掃除方法
革製のベルトは素材がデリケートなため、汗の付着や直射日光の影響で劣化したり、汚れが浸み込んでニオイが生じたりする場合があります。また、金属ベルトに比べて耐久性が低いため、こまめなお手入れが必要です。

・用意するもの
 中性洗剤
 柔らかいクロス
 エタノール

・掃除の手順
中性洗剤を水で薄め、やわらかいクロスに含ませてベルトを優しくこすりながら汚れを落とします。次に、きれいな水を含ませたクロスで、中性洗剤がベルトに残らないよう丁寧に拭き取ります。乾いた柔らかいクロスで拭いた後、風通しの良い日陰で完全に乾かしましょう。乾いたら、エタノールをつけたクロスでベルトを拭いて消毒します。乾燥が気になる場合は、革製品用のクリームを塗ると、ヒビ割れ防止になります。

腕時計のベルトを掃除するときのポイント

腕時計のベルトは掃除方法を間違えると、かえって傷をつけたりカビの原因になったりすることがあります。では、掃除の際、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

●腕時計本体が濡れないようにする
腕時計の本体は水分に弱く、ケース内部に水が浸入すると故障の原因になります。腕時計のベルトを掃除するときは、なるべく本体からベルトを取り外して洗うようにしましょう。ベルトをつけたまま洗う場合は、台所用ラップで本体を包むと水の浸入を防げます。腕時計本体の汚れは、柔らかいクロスで拭き取るときれいに落とせるでしょう。

●ベルトに水分が残らないようにする
腕時計のベルトに水分が残っていたり、生乾きの状態で使用したりすると、サビやカビが発生する原因になりますので、しっかりと乾燥させることが大切です。ただし、ドライヤーの熱風で乾かすのはおすすめできません。ドライヤーの熱で時計本体が熱くなると、腕時計の動作に影響を与える可能性があるからです。また、金属ベルトは高温になると変形のおそれが生じますし、革ベルトはドライヤーで乾かすと乾燥してヒビ割れを起こすことがあります。腕時計を乾かすときは、直射日光の当たらない風通しの良い場所を選びましょう。

掃除しやすい!Knotおすすめのベルト

Knotにはレザーやくみひも、ステレンレスなど、さまさまな種類のベルトが揃っています。その中から、掃除がしやすいおすすめのベルトを5つご紹介します。

アクアレザー テーパードシェイプ ストラップ(販売休止中)
革製品といえば通常、水分が大敵ですが、「アクアレザー テーパードシェイプ ストラップ」は雨や汗などの水分に強く、色落ちや品質の劣化が生じにくい「AQUA LEATHER」を採用しています。水濡れによる皮革成分の流出を防ぐ特殊な脂分を床繊維まで浸透させているため、耐久性が高く、汚れに強いのが特徴です。ストラップの裏面には、ジーンズのタグにも使われるウォッシャブルレザーを採用。表裏とも水に強い仕様なので、日常生活はもちろん、趣味やスポーツなどの汗をかきやすいシーンでも水分を気にせずに使えます。

姫路セミグレインレザー ストラップ
鮮やかなカラーが華やかに腕元を彩る「姫路セミグレインレザー」のストラップ。原皮には優しくしなやかな乳牛の皮を採用しているため、しっとりと腕になじみ、付け心地に優れたベルトです。姫路レザーならではの色艶を楽しんでもらえるよう、熟練の職人が少しずつ色を塗り重ね、厳しい目で色味を確認し、ストラップへと仕上げています。中身の品質にまでこだわったレザーを使用し、職人たちの手作業で丹念に作られたベルトは、MADE IN JAPANの良さを存分に味わえることでしょう。

ステンレスリンクストラップ
高級感のある上品な艶が特徴のメタルストラップです。金属板1コマ1コマに丁寧に磨きをかけて、表面をサテン仕上げ、側面をポリッシュ仕上げにすることで、美しく品の良い光沢が生まれました。スライド式アジャスターを採用しているため、自分に合ったサイズに簡単に調整できます。また、ワンタッチでベルトを取り付けられるイージーレバーが装備されているため、ベルトの掃除をするときに、本体をうっかり水に濡らしてしまう心配もありません。高級感と機能性の両方を兼ね備えたストラップです。

槙田商店トラディショナル シェイプ ストラップ
創業1866年という150年以上の歴史と伝統を誇る「槙田商店」の傘生地にベジタブルタンニンの栃木レザーという異素材を組み合わせた防撥水ストラップです。富士の天然水を大量に使って生地に洗いをかけ、防水と撥水の2種類の加工を施しているため、汚れがつきにくく、掃除も容易です。デザインは槙田商店オリジナル傘にも採用されているトンボ柄を使用。トンボは前に向かってしか飛ばないことから「勝ち虫」と呼ばれ、戦国武将の中にもトンボ柄を愛用していた人がいたとされます。富士の天然水で染めた糸を丹念に織り上げた鮮やかな色と艶やかな光沢が特徴です。

京都昇苑シルク くみひも
昇苑くみひも」独自の技術によって、「綾」というストライプをデザインに取り入れたくみひもストラップです。時計のベルトとしてくみひもを採用するには、ほかの工芸品よりも広い幅が必要となるため、特殊な組み上げ形態をとることで実現しました。カラーバリエーションも豊富で、性別やシーンを問わずに着用できます。

腕時計のベルト選びは掃除のしやすさもポイント

腕時計を選ぶときは、機能面やデザイン性のほかにも、メンテナンスや掃除のしやすさを考慮に入れることがポイントです。お気に入りの腕時計は、定期的にオーバーホールを行うだけでなく、ベルトに付着した汗や皮脂などの汚れをきちんと掃除することで、美しい状態のまま長く使い続けることができます。Knotでは、汚れや水濡れに強いベルトを豊富にご用意しています。興味のある方は、お近くのMaker’s Watch Knot ギャラリーショップ、またはKnotのホームページをご覧ください。



こちらの記事に掲載されている価格は、2022年8月現在の情報です。
最新情報は Maker's Watch Knot 公式サイト をご覧ください。