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腕時計のベルトのサイズ調整をする方法|快適なジャストサイズとは?

19-06-15

普段使っている腕時計のベルトは、自分にとってのジャストサイズでしょうか?ベルトのサイズが合っていないと、文字盤が見えにくかったり、着け心地が悪かったりするだけでなく、腕時計の寿命にも影響しかねません。腕時計のベルトには、素材や形状などさまざまなタイプがあり、それぞれに最適なベルト調整の方法があります。この記事では、腕時計のベルトにサイズ調整が必要な理由や素材ごとのベルト調整の方法をご紹介します。

【目次】
1.腕時計のベルトにサイズ調整が必要な理由とは?
2.腕時計のベルトをサイズ調整する方法
3.サイズ調整が容易なKnotのベルト
4.ジャストサイズの腕時計なら、使いやすく長持ち

腕時計のベルトにサイズ調整が必要な理由とは?

腕時計のベルトのサイズを調整するには、ジャストサイズがどういう状態かを理解する必要があります。ジャストサイズの見極め方を、サイズ調整が必要な理由とともにお伝えします。

●なぜサイズ調整が必要なのか?
腕時計のベルトがきついと、血管が締めつけられ、手首を痛めることがあります。力仕事やスポーツなどで一時的に手首に力がかかったときや、とっさに手をついたときなどに手首が圧迫されてしまうためです。また、バックルにも負荷がかかるので、ベルトが破損しやすくなり、ベルトの寿命を縮める原因になります。
一方、ベルトがゆるい状態では、腕時計を固定できません。そのため外れやすくなってしまい、落として破損したり、トイレの便器に水没させたりして、故障につながる可能性があります。腕時計が固定されていないと文字盤が手首の真上よりも奥側に傾き、時刻が見えにくくなってしまうことがあります。そうなると使いづらいので、ベルトの長さとともに、文字盤の位置も見やすい位置に調整すると良いでしょう。

●腕時計のベルトのジャストサイズとは?
腕時計のベルトのジャストサイズの目安は、腕まわりの実寸のプラス1センチメートル程度で、一般的には「手首と腕時計の間に指が1本分入るサイズ」が理想と言われています。きつ過ぎずゆる過ぎず、わずかに余裕を持たせておけば、手首にも腕時計にも余計な負担がかかりません。例えば、夏場の暑い時季に腕まわりのサイズにぴったりのベルトをしていると、汗で腕時計が腕に張りつき、不快に感じることがあります。一方、ファッションアイテムとしてあえて少しゆるめに着ければ、ブレスレットのように見せることもできますので、目的に応じてサイズを調整すると良いでしょう。

腕時計のベルトをサイズ調整する方法

腕時計のベルトのサイズを調整したいときはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、お店に依頼する方法と自分でサイズ調整をする方法について確認してみましょう。

●店舗にサイズ調整を依頼する場合
腕時計の専門店に依頼すれば、ベルトのサイズ調整に対応してもらえます。費用は通常500円~2,000円程度かかりますが、購入店(メーカー)に依頼した場合は無料で対応してもらえる可能性があります。依頼する場合は、腕時計の販売証明書や保証書を忘れずに持参しましょう。
腕時計専門店以外では、腕時計の修理店や家電量販店の修理カウンターなどでもサイズ調整が可能です。ただし、専門の工具が必要な場合は断られるケースもあります。
サイズ調整が終わったら必ず試着し、フィット感や腕時計のバランスが自分に合っているかを確認しましょう。

●自分でサイズ調整をする場合
自分でサイズ調整をするのは難しく感じるかもしれません。確かに、素人では扱えないタイプのベルトもありますが、一般的には自分で調整ができるように作られています。
ただし、自分で調整をする際には、注意すべきポイントがいくつかあります。
まず、最低限の工具を事前に揃える必要があるということです。通販で手に入るものがほとんどですが、その分の費用がかかります。
次に、慣れない作業の中で、誤って腕時計を傷つけてしまわないように注意しなければならないという点です。場合によっては、故障の原因にもなります。
また、腕時計の作りによっては、サイズ調整が難しいものもあります。一部の腕時計では、ピンが固く固定されていたり、そもそも構造的に調節ができなかったりと、サイズ調整が難しいベルトもあるため、工具を購入する前に、調整が可能なタイプかどうかを確認するようにしましょう。

・金属ベルトの調整方法
金属ベルトにはロックピンタイプ、ネジタイプなどさまざまな種類がありますが、ここではKnotで取り扱っているメッシュベルトタイプの調整方法についてご説明します。

<必要なもの>
細く丈夫な工具(マイナスドライバーなど)

<調整方法>
(1)ベルトのバックルのロックをはずす。
(2)バックルを固定している金属プレートをマイナスドライバーで起こす。
(3)バックルをスライドさせて自分の腕まわりの太さに合うように調整する。
(4)決めた位置で金属プレートを倒して、バックルを固定する。

・革ベルトの調整方法
革ベルトのサイズ調整は、ベルトに新しく穴をあける方法が一般的です。一度あけたら元には戻せないため、十分に注意して行いましょう。

<必要なもの>
先が鋭利な工具(千枚通し、アイスピックなど)
印をつけられるもの(鉛筆、ボールペンなど)
ハンマー

<調整方法>
(1)ベルトの通し穴がいくつ足りないかを調べる。通し穴は、既存の穴と同じ間隔であける。
例)5ミリメートル間隔で穴があいている場合、いきなり1.5センチメートル先に新たな穴をあけるのではなく、5ミリメートル間隔で3つ穴をあけるようにする。
(2)穴をあける位置を決めたら、ベルトの裏側に鉛筆で印をつける。
(3)印の上から千枚通しを当て、ハンマーで叩いて穴をあける。

サイズ調整が容易なKnotのベルト

Knotの商品の中には、カスタマイズ性が高く、簡単にサイズ調整ができるベルトが数多くあります。その中から、特におすすめのベルトを4つご紹介します。

ミラネーゼメッシュ
ミラネーゼメッシュとは、細い金属が編みこまれたような作りのベルトです。手首のカーブに合わせてフィットし、通気性が良いため夏場の使用でもムレない点が特徴です。均整の取れた美しい編み込み模様がエレガントさを演出し、ビジネスでもフォーマルでもマッチします。スライド式のアジャスターを採用し、4ミリメートル単位で15段階のサイズ調整が可能です。image

ステンレスリンクストラップ
耐腐食性に富み、経年劣化に強く、非磁性の高い316Lサージカルスティールを採用したメタルストラップです。表面がサテン、側面がポリッシュ仕上げで上品な光沢を放ち、高級感のある味わいになっています。構造上コマ外しはできませんが、スライド式アジャスターを採用しているため、工具不要で容易にサイズ調整が行えます。

京都昇苑シルク くみひも 十三打ち
上質なシルクを丁寧に組み込んだ組紐を栃木レザーと組み合わせた「京都昇苑シルク くみひも 十三打ち」。異素材をミックスしたからこその美しいコントラストが魅力です。シルクならではの滑らかな質感や肌触りに加え、通気性や伸縮性にも優れています。組み目の好きなところに突く棒を入れて長さを調節できるため、腕まわりの太い人でも、細い人でもジャストサイズで着用できます。

栃木レザー NATOタイプ ストラップ
栃木レザーの中でも柔らかく、使えば使うほどに馴染む「ジーンズ」を採用し、女性ユーザーでもコーディネートしやすいよう、シャープなデザインに仕上げています。NATOタイプで長く作られているため、腕まわりの太い男性にも対応しています。また、店舗限定で追加の穴あけを無料で行えるので、万が一サイズが合わなかったとしても、その場でサイズ調整が可能です。

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ジャストサイズの腕時計なら、使いやすく長持ち

購入時に腕時計のベルトがジャストサイズだったとしても、体型が変化したり、経年劣化によってベルトの長さが変わったりして、いつの間にかサイズが合わなくなっていることがあります。ベルトのサイズが合っていない腕時計を身に着けていると、ケガにつながったり、腕時計本体が壊れてしまったりするおそれがあります。
今まであまりベルトのサイズを気にしていなかったという人は、ぜひこの機会に見直してみてはいかがでしょうか。



こちらの記事に掲載されている価格は、2022年8月現在の情報です。
最新情報は Maker's Watch Knot 公式サイト をご覧ください。