Knotさんと同じ道に挑戦していきたいと思っています/キヨモト代表取締役 清本英昇
17-10-23
メイド・イン・ジャパンで鞄づくりを行なっている清本英昇さん。
「現在、キヨモトの生産拠点は海外にあります。ODM・OEMの鞄メーカーとして、60年に渡って委託者のブランドで製品を設計・生産しており、ものづくりのニーズに応えています。ただ、ものづくりには“継承していく”という側面もあります。この60年間で培った鞄づくりの技術や職人さんの腕を、メイド・イン・ジャパンで後世に残したい。産業の空洞化による、日本のものづくり文化の衰退を避けたい。そう思い、レザーの『エルゴポック』、ナイロンの『エンゲージメント』という2つのブランドを立ち上げました」
メイド・イン・ジャパンで自社製品をつくり、強く感じたことがあるそうです。
「よく“日本製は質が高い”と言われますが、本当にどの製品を見ても質が高いんです。結果、不良率が低いんですね。やはり、日本人の丁寧できちっとした性格が製品にも反映されていると思います」
Knotに対してはどんな印象を?
「“メーカーが製品をつくり、そのまま小売まで行う”というのは、腕時計業界では考えられなかったこと。そこにチャレンジし、成功したことは本当に尊敬します。Knotさんは時計の流通革命を起こし、製品をリアルプライスで消費者に届けています。今の日本のものづくりにおいて、もっとも必要なことだと思います。私たちも、まだまだ卸し主体ではありますが、Knotさんと同じ道に挑戦していきたいと思っています」
そんな清本さんのMy favorite Knotは?
「機械式腕時計『AT-38』です。ほぼ毎日、身に付けています。興味があるのはチタニウムソーラーの『TS-36』ですね。もちろん、エンゲージド・ナイロン・ストラップと一緒に身に付けます(笑)」
ENGAGEMENT -成功を“約束”するプロフェッショナル・ギア-
リアルバッグブランド「ENGAGEMENT(エンゲージメント)」。そのブランド名には、“現代を生きるプロフェッショナルたちに成功をエンゲージする(「約束する」「射程範囲に入れる」)”という意味が込められています。
製法においては伝統の技を土台として生かし、機能性を追求する過程では先鋭の新素材と加工技術、人間工学デザインを採用することで、スタイリッシュな美しさと、タフな使用にも耐え得る機能性を、高度な次元で両立しています。
その新作は、エンゲージド・ナイロンを本体表生地に使ったデイパック。カジュアルな見た目ながらも、PCやタブレットを収納できるL字ポケットが備わっており、特に、ビジネスの現場でダイナミックに活躍するプロフェッショナルをサポートしてくれます。Knotのエンゲージド・ナイロン・ストラップと合わせると、コーディネートでも統一感を出すことができるでしょう。
こちらの記事に掲載されている価格は、2022年8月現在の情報です。
最新情報は Maker's Watch Knot 公式サイト をご覧ください。