腕時計の電池交換の値段は?交換するのに適切なタイミングと方法
19-01-31
腕時計には大きく分けて、機械式とクォーツ式の2種類があります。このうちクォーツ式の腕時計は電池で動くため、一部の種類を除いて定期的に電池交換が必要です。では、クォーツ式腕時計の持ち味である時刻表示の精度の高さを維持するためには、どのタイミングで電池交換を行えば良いのでしょうか。この記事では、腕時計の電池交換のタイミングや電池交換を依頼できる場所、値段の相場などをご紹介します。
【目次】
1.腕時計に電池交換は必要か?
2.腕時計の電池を交換する方法と値段の相場
3.電池交換が不要なKnotのソーラー腕時計
4.腕時計の寿命を延ばしたいなら電池交換はプロに依頼を
腕時計に電池交換は必要か?
そもそも、なぜ腕時計に電池交換が必要なのでしょうか。ここでは、電池交換が必要な腕時計の見分け方と、電池交換を行うタイミングについてお伝えします。
●電池交換が必要な腕時計のタイプ
電池を動力として動くクォーツ式時計は基本的に電池交換が必要です。ただし、使い捨てタイプ*のクォーツ腕時計の中には、電池交換ができないものもあります。また、太陽光などによって充電されるソーラータイプのクォーツ式時計は基本的に電池交換が不要です。
一方、ゼンマイが解ける力を利用して動く機械式時計には電池が内蔵されていないため、電池交換は必要ありません。
*Knotの腕時計に使い捨てタイプはございません。
●電池交換のタイミング
電池交換を行うタイミングとしてわかりやすいのは針が止まったときでしょう。クォーツ式時計の電池は購入から2~3年程度で切れるのが一般的です。ただし、クロノグラフのようなプラスαの機能が搭載されている腕時計は、機能を利用するときに電力を消費するため、電池切れが早くなる可能性があります。
また、いきなり針が止まるのではなく、次第に遅れ始めて正確な時刻を示せなくなったり、秒針がおかしな動きをし始めたりしたら電池切れの予兆と考えて良いでしょう。例えば、時刻が腕時計の性能表に書かれた平均月差よりも大きくずれる、針が2秒に一度しか動かないといった症状が現れたときは電池切れが近づいていると考え、電池が切れる前に電池交換を行いましょう。
●腕時計の電池を交換するメリット
電池切れになる前に早めに電池交換をしていると、故障などがない限り、愛用の腕時計を長く使い続けられます。また、電池交換と併せて部品を定期的に修理、交換すれば、さらに寿命を延ばせる可能性もあります。
腕時計の電池を交換する方法と値段の相場
腕時計の電池を交換するには、どこに依頼すれば良いのでしょうか。ここでは、電池交換ができる場所や費用の相場をお伝えします。
●電池交換ができる場所
・腕時計専門店(メーカー)
価格よりも安全性や品質を重視したい人は、購入した腕時計専門店(メーカー)に依頼するのがおすすめです。メーカーは時計修理店などに比べて電池交換にかかる値段は高めですが、自社製品なので扱いに慣れており、安心して任せられる上、電池交換時にパッキンの点検や交換を依頼できたり、性能テストや検査などを行ってくれたりします。
また、メーカーでは電池交換後すぐに何らかの事情で時計が止まってしまった場合に、無料もしくは低価格で腕時計の修理や部品交換をしてくれるところもあります。
ただし、念入りに検査などを行う分、腕時計の預かり期間は長めです。腕時計が手元に戻るまでに2週間近くかかるメーカーもあるので、すぐに使いたい人には向きません。
*Knotの腕時計は、最寄りのギャラリーショップで電池交換!(最短15分〜)<詳しくは最寄りの店舗にて>
*カスタマーサービスへの直送でも承っております(2週間〜)<詳しくはこちら>
・時計修理店
費用とスピードのどちらも重視したいという人は、腕時計修理の専門店に電池交換を依頼すると良いでしょう。時計修理店では比較的安価に、短時間で電池交換をしてくれます。
ただし、低価格が売りの時計修理店では、メーカーのような性能テストや検査までは行わない店舗がほとんどです。そのため、防水性などが落ちる可能性も少なからずあることを理解しておきましょう。また、メーカー保証が無効になることがありますので注意が必要です。
・大手家電量販店、ホームセンター
とにかく価格が安ければ良いという人は、大手家電量販店やホームセンターなどにある時計売り場で電池交換を依頼しましょう。店舗の販売員が作業する場合が多いので、メーカーに依頼するときと比べて仕上がりは劣る可能性がありますが、リーズナブルかつスピーディに電池交換ができます。時計修理技術士が常駐しているお店なら、比較的技術力も高いので安心です。
ただし、海外ブランドの腕時計や特殊な形状をしている腕時計の電池交換には対応していないこともあるので、事前に電話して電池を交換してもらえるか確認しましょう。
●電池の交換費用の目安
電池の交換費用は依頼先によって異なります。Knotの腕時計の電池交換費用は、店頭では1,650円、カスタマーサービスへ直送依頼の場合は2,200円(配送料は片道分をお客様負担にて)です。この代金の中には、電池交換だけでなく、基本的な内部清掃と防水検査も含まれています。
電池交換が不要なKnotのソーラー腕時計
自分好みの腕時計にお気に入りのストラップを組み合わせて、オリジナルの腕時計をカスタムオーダーできるKnot。ここでは、電池交換が面倒な人にもおすすめのソーラーウォッチを2本ご紹介します。
●STS-38/STS-32 シンソーラー/26,400~32,450円
Knot史上、最薄、最軽量。ケース厚 わずか6mmの新世代ソーラーウォッチ「シンソーラー」。薄く軽い装着感を実現するためにケースを極力削り、ストレスを感じにくい重量感を実現。また、 光の屈折を利用し、文字板下のソーラーセルに光を集約するリング構造を採用。光を集約する計算された角度のインナーリングにインデックスを集約し、文字板にはロゴと刻印のみが入ったミニマルなデザインです。
●ジュエリーソーラー CJ-32/27,500~28,600円
「ジュエリーソーラー」はマザーオブパールの文字板にインデックスが輝くラグジュアリーさが特徴。エレガントなデザインが魅力の腕時計です。Knotの腕時計はすべて、丈夫で傷がつきにくいサファイアガラスを使用。ケースは 幅32ミリメートル、厚さ7.5ミリメートル、重さ21グラム。日常生活防水機能付きで、日常生活での汗やにわか雨、洗顔時の水滴などに耐えられます。女性らしいエレガントなソーラー腕時計は、幅広いシーンで活躍するでしょう。
腕時計の寿命を延ばしたいなら電池交換はプロに依頼を
腕時計の電池交換は、工具と部品、それに加えて多少の知識があれば自分ひとりでもできます。しかし、腕時計を傷つけずに蓋の開閉や電池交換をするには技術が必要です。また、交換方法に間違いがあると、防水機能の低下を招いたり、腕時計が動かなくなったりする可能性があります。さらに、自分で電池交換をすると故障時のメーカー保証を受けられなくなります。大切な腕時計の電池交換は、値段が多少高くなったとしても、信頼できるプロに任せるのが良いでしょう。
こちらの記事に掲載されている価格は、2022年8月現在の情報です。
最新情報は Maker's Watch Knot 公式サイト をご覧ください。