スマートウォッチとは?主な機能と自分に合ったモデルの見つけ方
20-02-25
「Apple Watch」人気の後押しもあり、日本でもスマートウォッチを着けている人を見かけるようになりました。腕時計でありながら、デジタルガジェットとしての利便性を兼ね備えており、注目を集めています。しかし、まだスマートウォッチを体感したことのない人も多いことでしょう。この記事では購入前に知っておきたいスマートウォッチの基礎知識や、具体的にどういう事ができるようになるのか、自分に合ったモデルの見つけ方、選び方についてご紹介します。
【目次】
1.スマートウォッチの基礎知識
2.スマートウォッチの選び方
3.Knotのおすすめスマートウォッチ
4.スマートウォッチ選びは、着用シーンのイメージから
スマートウォッチの基礎知識
そもそもスマートウォッチとは、どのようなデバイスなのでしょうか。まずは、今さら聞けないスマートウォッチの基礎知識についてお伝えします。
スマートウォッチとは
スマートウォッチとは、腕時計型のウェアラブル端末のことです。スマートウォッチは、「iPhone」や「Android」などのスマートフォン(以下、スマホ)とBluetoothで連携させて使用するのが一般的です。これにより、たとえば、電話やメールの着信、LINEなどSNSの通知をスマートウォッチ上で確認できます。つまりスマートウォッチを着用していると、着信や通知があるたびにスマホをポケットやかばんから取り出して確認する必要がないということです。また、一部の機能については、スマホと連携させなくても使用できます。
スマートウォッチで主にできること
スマートウォッチでできることは、多岐にわたります。代表的な機能として以下のものが挙げられます。
連携したスマホに届いた電話やメール、SNSの通知を確認する機能はほとんどのスマートウォッチに搭載されています。スマートウォッチ上から電話の折り返しやメール返信ができるタイプもあります。さらにはSIMカードを挿入することで、スマホを使わず、スマートウォッチ単体で電話やメールのやり取りができるモデルも出ています。
健康増進に役立つ機能を持つスマートウォッチもあります。常に身に着けるという性質を生かし、歩数や歩行距離、消費カロリーなどを測定して、活動量計のように使えます。また、音楽の再生・停止機能を持つタイプなら、単調になりがちな毎日の運動を快適にサポートしてくれるでしょう。
ビジネスシーンで使いやすいのは、スケジュールを確認、管理できる機能を持つタイプです。設定した時刻にバイブレーションなどでの通知が可能なため、不注意によるミスの防止に役立ちます。GPS機能を持つスマートウォッチなら、スマホの位置検索や、自分が今いる地域の天気予報も確認できます。
また、電子マネー決済ができるタイプもあり、コンビニなどでの少額の買い物がスムーズに行えます。ほかにも、スマートウォッチで操作可能なアプリは多数リリースされており、機能のアップグレードが常に行われています。
スマートウォッチの選び方
ひとくちにスマートウォッチといっても、モデルによって使える機能に違いがあり、デザインも異なります。自分に合ったスマートウォッチを見つけるための選び方をご紹介します。
OSで選ぶ
スマホと同様にスマートウォッチにもOSがあり、ウェアラブルOSと呼ばれます。まずは普段使用するスマホのOSと連携可能なウェアラブルOSかどうかを確認しましょう。
・watchOS
Appleによって開発されたApple Watch専用のウェアラブルOSです。スマートウォッチの先駆け的存在ということで、利用できるアプリの数が多く、幅広いアプリがリリースされています。しかし、対応するのはiOS搭載のiPhoneのみで、Androidのスマホと連携はできません。
・Wear OS by Google
Googleが開発したウェアラブルOSで、以前は「Android Wear」という名称でした。Wear OS by Google搭載のモデルは、種類が多くデザインも豊富なので、ファッションやライフスタイルに合わせて選べる点が特徴です。また、Androidのスマホだけでなく、iPhoneとの連携もできます。ただし、iPhoneの場合は一部機能が制限される場合もあるため注意が必要です。
・Tizen Based Wearable OS
主にSamsungが開発したスマートウォッチに搭載されているウェアラブルOSです。「Tizen」OSはスマートテレビなどのIoT家電に搭載されている点が大きな特徴と言えるでしょう。AndroidのスマホとiPhoneの両方に連携することが可能ですが、仕様や機種によっては対応していないアプリもあります。
デザインで選ぶ
スマートウォッチは、腕時計のように普段から身に着けるアイテムであるため、デザインも重要な選択ポイントです。ファッションに合わせやすい、自分好みの色やデザインの製品を選ぶと良いでしょう。また、モデルによってはストラップが選べるタイプもあり、その日の気分でカスタマイズできます。
スペックで選ぶ
スマートウォッチに搭載される機能やバッテリーの持続時間など、製品によってスペックは異なります。利用したい機能が搭載されているスマートウォッチを選ぶのが望ましいでしょう。たとえば、アウトドアが好きな人は防水性能が高いモデル、健康管理に利用したい人は心拍数などの計測機能を持つモデル、ランニングが趣味の人には移動データが管理できるGPS機能付きモデルというように、自分の利用目的に合わせた機能を持つスマートウォッチを選択することがおすすめです。
スマートウォッチ選びは、着用シーンのイメージから
スマートウォッチは一般的な腕時計に、便利機能を追加したウェアラブルデバイスです。中には、あえて機能を絞ることで本体を小さくし、装着感を向上させたモデルもありますので、単純に「多機能であれば良い」とはいえません。まずは、実際にスマートウォッチを着用した状況をイメージして、自分が使用したい機能は何かを見極めることが重要です。その上で、着用シーンに合った色や形状、デザイン性などを考慮して決めるのが良いでしょう。
こちらの記事に掲載されている価格は、2022年8月現在の情報です。
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