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金属アレルギーの人も腕時計を楽しむ方法とは?おすすめの商品を紹介

20-02-20

腕時計を楽しみたくても「金属アレルギーがあるのでなかなか楽しめない…」という人もいるのではないでしょうか。しかし、金属アレルギーの原因や金属アレルギーになりにくい素材を知り、適切な対策を行うことで金属アレルギーの人でも腕時計を楽しむことができるのです。今回の記事では、金属アレルギーの基礎知識から、金属アレルギーでも腕時計を楽しめるコツや対策法をご紹介していきます。

【目次】
1.金属アレルギーの基礎知識
2.金属アレルギーになりにくい素材
3.金属アレルギーでも腕時計を楽しむためのポイント
4.腕時計を楽しむなら素材にも気を配ろう

金属アレルギーの基礎知識

金属アレルギーの基礎知識として、金属アレルギーの種類や金属アレルギーになりやすい素材について、また、金属アレルギーになりやすい人の特徴と対策方法について見ていきます。

金属アレルギーの種類

アレルギー性接触皮膚炎

接触皮膚炎は、金属が肌に直接触れることで生じる金属アレルギーです。金属が汗などで溶けてイオン化し、体内に入ることで発症します。主なアレルギー症状としては、肌の赤み、かゆみ、炎症、腫れなどが挙げられます。

全身性金属皮膚炎

全身性金属皮膚炎は、銀歯や食品に含まれる微量の金属が体内に入ることで生じる金属アレルギーです。口腔内の粘膜や消化器官から金属が摂り込まれることで、手足や全身に症状が発生します。主なアレルギー症状としては、手足に水ぶくれができる(汗疱状湿疹)、手足に膿が出る(掌蹠膿疱症)などがあります。

金属アレルギーになりやすい素材

ニッケル・コバルト・銅・スズ・水銀など

中でも、ニッケルはアレルギー頻度の高いアレルゲン素材として知られています。
これらの素材は、ピアス・ネックレス・指輪・ベルトのバックル・歯科金属(入れ歯のフレームなど)の身近な製品に多用されているので、購入時に注意が必要です。

パラジウム・クロムなど

これらの素材は、腕時計・革製品・インク・セメント・歯科金属(銀歯など)によく使用されています。パラジウムは結婚指輪に多く使用される素材として有名で、ニッケルと同じような性質があります。ニッケルでアレルギー反応を示す人は、パラジウムでも同じような反応が出る可能性がありますので要注意です。

金属アレルギーになりやすい人の特徴と対策

汗をかきやすい体質の人

汗は金属をイオン化する原因の一つであるため、汗をかきやすい人は注意が必要です。特にスポーツ時や夏場は汗が出やすいので、不要なときは金属類を外す、または付けている時に汗が出たらすぐに拭きとるなどの対策をしましょう。

金属製のアクセサリーをよく身に着ける人

金属製のアクセサリーやジュエリーをよく身に着ける人は、それだけ肌と金属が直接接触する時間が多くなるため、接触皮膚炎になる可能性が高まります。アレルギー反応が出てしまった場合は、どの素材によってアレルギー症状が出ているかを突き止めるために、皮膚科などで金属パッチ検査を行うことをおすすめします。アレルギー症状の原因となっている素材がわかれば、それらの素材が含まれる金属類を回避することができるでしょう。

歯科治療を受けている人

ジュエリーなどの金属類を付けていないのに金属アレルギーが出る人は、銀歯による全身性金属皮膚炎を疑ってみましょう。口腔内の銀歯から微量な金属が溶けて、粘膜を通して体内に摂りこまれることがあります。銀歯をセラミックに変える、あるいは虫歯にならないように口内環境を清潔に保つなどの対処をするようにしましょう。

金属アレルギーになりにくい素材

金属アレルギーになりにくい素材として、サージカルステンレス、チタン、プラチナなどが挙げられます。それぞれの特徴について見ていきましょう。

サージカルステンレス

サージカルステンレスは、医療用のハサミやメスに使用されているステンレス素材です。金属のイオン化が起こりにくい、硬度が高い、錆びにくい、変色しないといった特徴があり、接触皮膚炎などのアレルギー反応を起こしにくい素材として、身に着ける小物にも使われています。ゴールドやチタンなどの他の素材に比べ安価で、コストパフォーマンスに優れているというメリットもあります。

チタン、プラチナ

チタン、プラチナはアレルギー反応を起こしにくい素材として有名です。金属の中では重量が軽く、腐食もしにくいため、ピアスをはじめ多くのアクセサリーに使用されています。チタンは酸化被膜を作るので、皮膚に直接的に接触しにくい、プラチナは金属のイオン化が起こりにくいといったメリットがあります。しかし、サージカルステンレスと比べると、チタン・プラチナ共に硬度は低く、どちらも純度の高い金属なので、高価になりやすい(特にプラチナ製は価格が高い)といったデメリットもあります。

金属アレルギーでも腕時計を楽しむためのポイント

金属アレルギー持ちの人でも、アレルギー症状を出すことなく腕時計を楽しめるコツやポイント、おすすめの商品について紹介していきます。

サージカルステンレスの製品を選ぶ

サージカルステンレスの大きな特徴は、アレルギー反応が起きにくい素材であるということです。もともと医療用器具の素材として使用されているものなので、アレルギーなどの心配がほとんどありません。
外観の点から見ると、錆びにくく、変色も起こらないので、上質な光沢と発色による高級感をずっと維持することが可能です。安価な素材にもかかわらず、適度に重みがあり、しっとりと肌にフィットします。
このようなメリットから、腕時計、ピアス、イヤリング、ネックレス、指輪、ブレスレットなど、非常に多くの小物やジュエリーに使用され、デザインのバリエーションも豊富です。

金属コーティング剤を使用する

金属コーティング剤は、アクセサリーなどの金属部分に薬剤を塗布することで皮膜を作り、金属イオンの溶け出しや、金属が肌に直接触れることを防ぎます。近年は金属部に塗布して乾かすタイプの商品が主流になっています。

ウォッチパッドを使用する

ウォッチパッドは時計本体と組み合わせて使用することで、時計の裏蓋の金属が肌に触れ合わないようにすることができます。ウォッチパッドは肌に優しいレザー製のものが多く、シーンやファッションに合わせて簡単に付け替えが可能なので、コレクションやリストファッションとしても楽しめるのです。

金属アレルギー対応のKnotの腕時計を選ぶ

時計ブランド「Knot」では、金属アレルギーが起きにくい素材を使用した多くの商品を販売しています。

Knotのステンレスケースとステンレスストラップ

Knotのステンレスケースとステンレスリンクストラップには、抗アレルギー素材として医療分野で採用されているサージカルスティール316Lが使用されています。クォーツ・ソーラー・オートマティックのいずれもステンレスケースが使われているモデルがあり、選べるカラーやデザインも豊富です。中でも価格がリーズナプルな「AT-38S」シリーズや、国産機械式腕時計であるAUTOMATICの第2弾「ATC-40SV」シリーズが人気です。ストラップはイージーレバー仕様で簡単に取り外しができるのが特徴で、バリエーション豊かなさまざまなモデルを、その日の気分やシーンに合わせて付け替えることができます。ステンレスストラップは、スタンダードなシルバーの「LS-16SVSV」や、輝くゴールドが美しい「LS-16YGYG」がおすすめです。

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TS-36チタニウムソーラー

Knotの「TS-36チタニウムソーラー」は、素材としてチタニウムが使用されています。チタニウムは、アレルギーを起こしにくい、軽い、錆びにくいという特徴があり、腕時計の素材として非常に理想的なもの。その他にも、TS-36チタニウムソーラーは高い充電機能や防水機能を誇り、耐久性の高いサファイアガラスを使用しているなど、魅力的なスペックが搭載されています。現在、TS-36チタニウムソーラーのラインナップは6種類あり、このなかで人気が高いのは、鮮やかなブルーの色が高級感を際立たせている「TS-36TINV」や淡いグリーンがおしゃれな「TS-36TIGN」、男性にも女性にもマッチするホワイトカラーの「TS-36TIWH」「TS-36BKIV」などが挙げられます。

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Knotのウォッチパッド

Knotでは、腕時計に合うウォッチパッドの販売もしています。Knotのウォッチパッドは、「栃木レザータイプ」と「リザードタイプ」の2種類があるほか、カラーも豊富で、栃木レザータイプ9色、リザードタイプ5色の計14色が揃っており、時計本体と組み合わせてカスタムオーダーを楽しむことができるのです。栃木レザータイプのなかでは、鮮やかなワイン色が美しい「PT-44BU」、真っ青なブルーの「PT-44NV」、そしてレザーの質感と色合いがしっかり感じられる「PT-44OK」が特に人気です。リザードタイプでは、落ち着きのある色が好みの人は「PL-44DB」や「PL-44GR」、派手な色合いが好みなら「PL-44NV」や「PL-44RD」がよいでしょう。

まずは自分のコーディネートを見直してみることが大事

ビジネスをはじめとしたさまざまなシーンで着用するスーツに合った腕時計ベルト選びでは、そのシーンならではのマナーだけでなく、スーツのカラーなども考慮しなければなりません。そのため、まずは自分自身のコーディネートを見直してみると、自ずとそれに合ったベルトを見つけやすくなるでしょう。



こちらの記事に掲載されている価格は、2022年8月現在の情報です。
最新情報は Maker's Watch Knot 公式サイト をご覧ください。